東京・神奈川の持ち家を処分

東京・神奈川の持ち家を処分して、それより安い価格で千葉・埼玉の遠隔地の一戸建てに買い換えて、手元にまとまった現金を残すというプランです。ここまで説明すると、読者の方もご理解いただけたと思いますが、このような買い換えプランを立てるのは、中小企業に勤務する高年層のサラリーマンが多いのです。大企業のサラリーマンや公務員は、退職金もかなりの額をもらえますし、退職後は企業年金や共済年金が支給され、その額も今日の状況から見ると、かなり恵まれているといえます。ところが、中小企業のサラリーマンは、退職金も十分とはいえない場合が多く、かつ、定年後は厚生年金のわずかな額に甘んじなければならず、老後の生活設計に不安が出てきます。この解決策として出てきたのが、前述した買い換え計画であり、いわば”生活防衛の知恵”といえるのです。このような対策が可能なのも、持ち家があればこそであり、賃貸住宅に住み続けていたのでは不安の解消ができないことは多言を要しません。持ち家と賃貸住宅のどちらが有利かは、ことあるごとに議論されますし、条件の設定次第で有利不利の結論は大きく違ってくることも少なくありません。ただ、ライフプランという視点から考えるならば、持ち家のメリットがはるかに大きいことがおわかりいただけたはずであり、やはり家をもつにこしたことはないのです。

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