賃貸のメリットの一例

平成三年一月に募集された荒川区東日暮里の公団賃貸住宅の2LDK(七五・四一平方メートル)と、埼玉県草加市の民間賃貸マンション3LDK(七○・八三平方メートル)、そして埼玉県越谷市で分譲された民間マンション3LDK(八○・○五平方メートル)の三例について、三五年間住み続けた場合の住宅ローン返済合計額や家賃・契約更新料の負担などを計算してみました。三五年間という期間を定めたのは、公庫マンション購入資金の最長返済期間が三五年になっているためです。また、引用した三つの物件は、いずれも東武伊勢崎線に立地していますが、公団賃貸住宅は都市部に住めるという賃貸のメリットの一例として、また、越谷市の分譲マンションは、マイホームのためには通勤時間をある程度犠牲にしてもよいと考えている一例として、そして草加市の民間賃貸マンションは、この中間に位置するものとして引用してみました。さて、三五年間の費用負担はどうなったか、表をご覧ください(金利などは募集した時点のもので計算してあります)。三五年間の支払総額は、公団賃貸住宅が一億三三九万円余り、民間賃貸マンションは一億五六三五万円余り、そしてマンション購入が一億七五○八万円余りとなり、公団賃貸住宅に住み続けるのが、最も負担が少ないという結果が出ています。

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